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【2024/11/22 20:18 】
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 老いて益々お盛ん。crestaです。ども。


 そういえば、先月あたりにキミキス買うとか何とかという話をしてました。
しかし忙しさにかまけ、(主にエロゲに忙しい)
そんなことはすっかり忘れていたある日のこと。

 久しぶりに外で飲んできて上機嫌で帰ってきた父親が、
誇らしげに私にキミキスを差し出したのです。
まさか父さん、僕が言ってた事を覚えててくれたの!?






  ウィーッス  ∧_∧∩  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (´∀`*// <  キミキス買ってきたぞ~!
    ⊂二     /    \_____________
     |  )  /
    口口/    ̄)
      ( <⌒<.<
      >/












キスでしか伝わらないとか何とか


 わーい、やったぁ、キミキスだぁキミキスだぁ…

キスキスじゃねえかよ



 美少女文庫批評第二回 


『キスキス 彼女は妹ウエイトレス』
(著:青橋由高 絵:安藤智也 発行:フランス書院)


 まさか……このネタの為に…?




<あらすじ>

 幼くして母を亡くし、喫茶店を営む父と妹である茜の3人で過ごしてきた井上大和。
半年前、中華料理店を持つ直子と父親が再婚し、新しく義妹となる桜良が家にやってきた。
再婚前から既に大和と面識があり、色々あってメロリンキュートだった桜良は
その身を持って大和を籠絡。良い兄貴を演じてきた大和の牙城を突き崩す。
その後もチャイナドレスを用い(中略)セックス。

 しかしこれに対し、長年密かに兄を想っていた茜が黙ってはいなかった。
兄と桜良の行為を記録し、兄を脅迫する茜。
その身を持って大和を籠絡。良い兄貴を演じてきた大和の牙城を突き崩す。
その後もニーソックスを用い(中略)セックス。

 料理人を目指している大和が二つの店と二人の妹の狭間で揺れ動く、
跡継ぎ決定系妹アクションハードロマン。



<登場人物>

『茜』
長年大和と過ごしてきた、素直になれない系ツンデレ妹。
しかし実妹と見せかけて本当は義妹だったオチ。ええい、実妹はおらんのか!
兄のフェチを調査しニーソで迫る最中にS性が開花。
変態兄貴と罵りつつ足コキする責め側プレイヤー。


『桜良』
好きだった大和と突然家族関係となり困惑する、ですます調の清純系義妹。
既成事実を作るべく大和に迫る最中にエロ性が開花。乱れ飛ぶ。
中華料理店の地の利を生かすチャイナドレス担当。



<感想>

 複雑な家庭環境と、それに伴う前半の説明はややくどいものがあったが、
それが功を奏したのか物語的にもワリと深みのあるモノになっている。
女性側から見ればある意味寝取られな三角関係は、
書きようによってはドロドロした展開になりそうだがそこは美少女文庫。
上手いことライトにまとめている為鬱展開などは無い。

 主人公は、一度味わったモノは忘れないという絶対味覚の能力を持ってたりするが
汁の味を覚えたりするロクでも無い使われ方もしていたりする。
しかし、伏線にも使われたり、物語を膨らますのに一役買っていると言えるだろう。

 料理の師匠の存在や喫茶店経営、そしてアットホームな雰囲気は
一瞬ショコラを思い起こしたがそれは私の気の迷いな気もする。
でもけっこう面白かった。

 一応まだ数えるがカラー口絵が1に挿絵が10。
挿絵の内1枚が見開き2ページ分なので実質11か。
比率的には日常4:6エロくらい。絵は前回よりもちょっと好み。


お話評価:★★★☆☆



<エロス>

 日常描写の文体は固めなものの、エロシーンでは比較的分かりやすい表現が多い。
その為かエロシーンには勢いがあり、テンポ良く紡がれる文章には
私のおにんにんも立ち上がる気配を見せる。

 いかん、それはマズイ、それはマズイぞと言い聞かせるのだが、

本気汁 とか
アクメ顔 とか
「イッてるのに! まだ私イッてるのにっ!」

 などという単語にはいかんせん弱く、


おっき率:71%


 危なかった。第二戦でこんな調子では先が危ぶまれる。
ところで、何でボクは戦ってるんですかね…?



 そろそろ気が済んだ気もします。
crestaでした。それではまた。
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【2006/07/21 22:48 】
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