草場の陰からこんにちは。crestaです。ども。
今美少女文庫レビュー界で(そんなのあるのか?)最も勢いがあるという噂のコーナー。
どうにも数少ない読者様の失笑を買っているような気もしますが、
めげません負けません。せめて先走って買ったヤツを読み終わるまでは続けるんだからっ!
というワケで、申し訳ないですが週イチくらいでねじ込んでいきたいと思います。
よし今日は特別だ『いもうとウエイトレス』ブチ込んでやるわい。
美少女文庫批評第四回
『いもうとウエイトレス』(著:堂本烈 絵:てぃんくる 発行:フランス書院)
アハハ、前のコピペしても「いもうと」以降を直すだけでいいから便利だよ。
<あらすじ> 服飾の才能を持つ主人公・和泉智久。
のっけから妹にペッティング行為とかを行いつつも学校に通う普通の高校生。
ある時、幼馴染みかつ意中の相手・乃南と共に通うその学校vsライバル校での
レストラン対決が開かれる事になった。
その才能を見込まれ、制服のデザインを依頼された智久。
エロティック身体検査を交えつつ制服を完成させ、相手校との勝負に挑む。
<登場人物>『沙夢』お兄ちゃんスキスキ大好きッコ。
まるでそれが世の理かのようにお兄ちゃんラブ。
15歳と明記してあるという、エロゲでは考えられない事態に戦々恐々。
『乃南』レストラン部の中心人物で、智久の幼馴染み。
実は前から好きだったの系の清純派。留学を所望している。
17歳と明記してあるという、エロゲでは考えられない(ry
『貴美香』ライバル校のレストラン部で、何故かコイツも幼馴染み。
主人公には冷たく当たる、一点突破ツンデレ係。
でも本当は前から好きだったの! とか申しておった。
<感想> 冒頭から延々と1ページに渡り服のデザインについて詳細に描写。
以降も事ある度に延々と制服のデザインとか通気性とか動きやすさとか描写。
気苦労が絶えない。
私も昔はファッションボーイだった少年であるからして、
そこそこの知識はあるつもりだ。今は全然知らんけど。
そんな私を嘲笑うかのように、専門的な服飾用語のオンパレード。
ダーツとかパフスリーブとか言われても知ったこっちゃない。
特に、おにゃのコの服はますますわからない。
マジで20%くらいは服の描写なんじゃないかと思うその文章は、
デザイン系の知識がある方か実際にそういった職種についている人だったら
楽しめるのかもしれない。俺は困った。
物語の方も中々イカしている。
主軸となるレストラン対決は良いとして、留学を所望していた乃南を
空港に見送りに行ったハズなのにいつの間にか取り止めていたのには笑った。
何かもう、「忘れ物したから取りに戻る」レベル。 キミの留学はそんなモノなのか。
そのまま思い出したかのようにツンデレが告白、
妹と幼馴染みを加えて3人での修羅場が始まると思いきや
全員が全員「一緒に好きになって♪」とか物申す。
どこの国なんだそれは…。
さらには、妹としての定型文・幼馴染みとしての定型文みたいなセリフしか喋らない人々。
まるで台本を読まされてる人を読んでいるかのようだった。
ある意味深い。泣けた。
やはり一応まだ数えるがカラー口絵が1に挿絵が10。
絶対ノルマ数が決まっているよネ!
エロシーンの絵は7。絵はちょっと好み系。
カラー絵が2ページ分の大きさかつ裏表あるので、実質4ページ分で素敵。
文章比率的にはエロが40%くらい。
他と比べてかなり少ないが、かと言って話が面白いワケでもゲフゲフン。
210ページでようやく挿入、240ページでツンデレ登場(260で終)
というスローペースは見る者をやきもきさせてくれる。
お話評価:★☆☆☆☆<エロス> 上にも書いてるが、物語が7割程進んだ所でようやくチ○コ様の出番。
本番行為はそれぞれ1回ずつ、そして全員初体験。
よく考えると超鬼畜な主人公だが、描写もありきたりでエロくは無い。
唯一、寸法を測る時の嬉し恥ずかしランジェリー合戦は萌えた。
でもそのままエロには突入しないので私も思わず電車の中で叫ぶ、
「おっき率:7%!!」 と。
それ捕まります。捕まりますから。
でも負けない。ボク負けない。隙を見て美少女文庫ブチ込んでやるんだからっ!
実は妹属性持ってないcrestaでした。今までの妹モノを全否定する驚愕の新事実。
それではでは。
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