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【2024/11/24 09:41 】
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 ども。creです。


 今日もネタが無いので最近読んだ本をテキトーに御紹介して糊口を凌ぐことにしました。
紹介する事によってどっから収入が入るんだよ…。


アニメ見たい


 いっこめはコレ。時を賭ける少女。お、何かある意味カッコイイぞ。
最近アニメ化されたそうで。私の住む県では上映している映画館が無いという、
物凄い嫌がらせを喰らっているので読んでやった。

 これは新装版らしいのですが、絵師はエヴァでお馴染みの貞本サンらしいですね。
で、これを読めば話について行けるに違いない…!と思ったんですが、
そもそもアニメと内容が違うというサプライズをゲットしました。
まるで意味無し!

 内容はアレです、パス。
思いっきりジュブナイルっつーか、対象年齢が10歳未満って感じ。
筒井康隆のトチ狂ったSFワールドを期待してましたが大間違いでした。
ニャンニャンニャン、間違った。アニメ観てえチクショウ。



IKUSEIせよIKUSEIせよ


 お次はコレ。貞本繋がりで(?)怒れシンジ、育成計画。
ノリで買ってやった。特に反省の色は見せない。

 これがまたちょっと面白くてヤバい所存。
エヴァ直撃世代な私としては、いまだに地球の重力に魂を引かれた人みたいに
エヴァ関連グッズとかに興味を示したりするのですが、意外とこれがまた面白く。
妄想爆発って感じでよろしくてよ。

 ところで、このオッサン↓
おヒゲなさい

 誰?

 ノリで買ったワリには面白かったですが、読み終わってから気付きました。
これ2巻じゃん…。1巻読んでないよ…。



超遅筆


 お次はコレ。七姫物語。ずっとシチキって読んでましてよ。
アジアンテイストかつ戦乱中なのにどこかマッタリ平和な雰囲気が好き。
主役はおにゃのコだけど側近は詐欺師みたいな人達、
さらには自覚して偽姫やってる本人含めどう見ても悪役側の立場ってのがまた斬新な所。

 なんかそれらが妙にハマリ、超絶な期待を持って続刊を待ちましたが
占い師の噂によれば1.5年に1回の周期で刊行されるとのこと。
次は今年の9月くらいに出るらしいですが、うーん、そっからまた1.5年か…。



ぢゅららら


 電撃文庫繋がりでデュラララ。
上の人とは対照的に、1月に1冊という驚異の刊行ペースの成田タン。
それでいて毎作品大きなサプライズを盛り込み楽しませてくれますが、
何かちょっとワンパターン気味な気もしないでもないです。
とりあえず最初から出てて一番弱そうな人が黒幕。

 でもほどほどに面白いし刊行ペースも早いから中継ぎに便利。
中継ぎって何なんだ…。



ある朝、チ○ポが虫に…と思ったが変わってなかった


 本日の最後はこれです。フランツ・カフカ「返信」
なんて脈絡が無い構成なんだ…。

 以前、青空の見える丘で元ネタ探しやってる時に出てきまして、悔しいから読んどきました。
話を要約すると

ある日リーマンが目を覚ましたら何か虫になってた。

 以上。その電波な状況を、虫になった理由とかを全く説明せずに
虫は虫のままに、虫であることにより生じる軋轢とかをひたすら書いたという
シュルレアリスムの極致。たぶん。

 これって、主人公は虫なんですけど、
ホントに虫かどうかはわからないのが最大のトリックですよね。
いや、間違いなく虫なんですが、虫じゃなくても話は通じるというか。
かといって虫が何かの象徴って話でも無い気もしまして。
そもそも答えが出ないように書いてるんだろうし。

 てかよくワカンネ。めんどくせ。エラい人にでも任せた。
とりあえずなかなか面白い話でした。
千差万別の解釈がありそうな作品ですが、ボクの解釈としては、
ボクも朝起きたらいきなり美少女とかに変身してたらいいな、って常日頃思います。



 というワケで駆け足でテキトーにやりました。
ちなみに今日は前編。ネタが無いから二回に分けたよ!よろしくね!
creでした。ではでは。
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【2006/07/25 20:52 】
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 ラブリーポイズン(恋する毒素)との異名を持つcrestaです。
アナタのハートを・冒しちゃうゾ♪(決めゼリフ)


 さて、時間の無い時にとっても幸せ、今月のテックジャイヤンを
テキトーに読み散らしてお茶を濁す定番のコーナーの時間です。
というワケで気になった記事を曖昧に紹介。


 仏蘭西少女~La Fille Blanc~ (PIL)
>仏国書院の帝王として(現在3冊)フランスとかいうタイトルを見逃すのは騎士の名折れ。
しかしてその実態はTony買いの予感。騎士は食わねど高楊枝、って小野妹子が言ってた。

 ロンド・リーフレット (リトルウィッチ)
>占い師の噂では、1.5年に1回ほど大槍葦人ブームが来るとのこと。
まったく、宇宙の周期には逆らえない。でも本当は北側寒囲シナリオを読んでみたいだけ。


 今月は意外と注目作が少ないかも。
他には、我らがロミロミのシャンテプレシナリオとかあったものの、
微妙に勢いが無いというか早くも倦怠期みたいな雰囲気が気になる所。
というか既に2年経過しているのは如何なる事なのか。
ねえ、シャンとしようよ!みたいな。 我ながら書いてて恥ずかしい。


 ところで、今月はいつの間にか気付かぬうちに新作を3本くらい買ってました。
で、一つ問題があるんですが、何買ったか覚えてないんですよ。
確かちょうどパティスロで勝った時でして、フワァーっと購入ボタンを押したような。

 もしくは不逞の輩が私の名を語り勝手に購入したのかもしれません。
むむう、許せんヤツだ!宛先が自分トコな気もするけど!

 で、ぶらばん!は多分ほぼ確定で買ったと思うんですよ。
あと、何となくノリでおしえてReメイド買った気もする。たぶん。

 で、もう一つが思い出せません。確か平仮名タイトルだった気もするんですが…。
ここでクイズの時間です。


 問い1
脳内網膜剥離のcrestaさんが五里霧中で買ったもう一つのタイトルを当てて下さい。
正解者には東南の風が吹き、魏軍を蹴散らす事でしょう。
何で途中から孔明の予想みたいなのになってるんだよ…。

 ヒント1
平仮名タイトルという記憶があったりなかったり

 ヒント2
えむぴぃだったらイイナ、って思ったら(自分で買ったのに「だったらイイナ」って何なんだ)
発売日が全然違いました。残念無念。

 ヒント3
大丈夫、蒼天のセレナリアは既に自宅待機しています。
今まさに段ボールの箱に入ったまま満を持して出番を待っている所。
せめて箱から出せよ…。


 回答は普段通りの格好で気取らずに。カジュアルな服装が吉。
ラッキーカラーは土気色。気になる相手には
「はわわ、ご主人様、はわわ、はわわ」
などの態度で接するのが効果的。意中の相手と死合える予感。

 それでは皆さん、良い週末を!
crestaでした。それではまた。
【2006/07/24 22:21 】
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 ソイヤ、ソイヤ、crestaです。


 つーわけではちゅかのレビューが出てきました。どっから出てきたんだよ…。
今回はアレですね、レブー書いてる途中で色々ありまして、トラブル発生の狼煙。
リンク設定とかがおかしくなりまして、何だか色々と不具合が生じた気がするのでサイト全体に何かあるのに気づきましたら是非御一報下さい。
てゆうかそのうちちゃんとhtmlを学習したいと思います。夏には改装予定。

 で、感想ですが、エロイ。もうこればっかだよ俺。
意外にもとにかくエロイ作品でした。
最近のビショブン批評でおっき率とかいう項目をやってましたが、
はちゅかののおっき率を表すと


おっき率:700%


 くらい。
シンクロ率が700%を越えています!?

 やっぱCGとかは重要ですが、それを踏まえてもエロテキストが良かった気がします。
あくまで私個人の性癖なので何とも言えないですが。

 お話としては多少痛い面もありつつ、ホロリとする面もありつつ。
オタクネタも異様に豊富で、しかも文字をちょっと変えただけみたいなモノも多く、
正直分からないモノも多々。
オタク度的にはかなり濃いと思うのでそのへん御注意をば。

 のワリには、「うるせえよコンチクショウほっとけよ」みたいな事を言ってくる話でもありますので、ドップリとオタク道に浸かっている人には逆にオススメ出来ないんじゃないかという話でもあります。

 ま、アレです。エロい。以上。



 というワケでコメンツ紹介~。


>「メイドさんワールドカップ」って曲を検索して見て下さい。
面白いかもしれません。
あかべぇさんとこで車輪のFDとG線の公式ページが。とっつぁ~ん。
後、G線は「G線上のアリア」のモジリっぽいですよね。
って公式ページ見てたら普通に書いてありました



 コメントありがとうございます。
間違ったってヤツは割愛しときました。

 メイドさんワールドカップってヤツはアレですね、端的に申しますと電波ソング。
中々に脳が茹だりそうですが楽しませていただきました。紹介ありがとうございますです。
とりあえずメイドカッフェには行ってみたい所存。

 で、るーすぼーい2作品は素直に期待の狼煙。のろし好きだな…。
G線上はアレですね、G線上のアリアとゲーテの魔王をかけてるんでしょか。
クラシックには興味無いお年頃なので想像つきませんです。
つーか超うろ覚えです。


 俺の中の魔王 (作:ゲーテ 曲:シューベルト 記憶:俺)

 パカランパカラン、馬が走る。
「オイ、そこなオッサン。息子を貰おうか」

「お父さんヤバイよ魔王が居るよ、明らかに魔王っぽいよ?」

「いや、柳の木が幽霊に見えるという逸話もある。すべからくこの世は夢の中」

「いやいやいや!マジで居るって! つーか夢とか言うなや!」

「カワイイボウヤ。ショタ好きとして名を馳せた私の虜となるがいい」

「やー、やめてぇぇ!許してぇぇ! オイ親父、早く助けろや!」

「え?何? 聞こえな~い。 マジ意味わかんな~い」

「うぉぉぉぉ!ブッ殺! てゆうかブッ殺され!?」

 パカランパカラン、馬が走る。
父の手の中で少年は既に息絶えていた。


 うん、大体合ってるな。
とりあえず今週は忙しい昨今。今日の日記もテキトー感がそこかしこに。
crestaでした。それではでは。
【2006/07/23 22:18 】
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 いかんせんcrestaです。ども。


 経済産業省の試算によると一日あたりの閲覧者数が30にも上る(前と変わってない)
という当ブログですが、日頃の御愛顧感謝しております。

 さてそんな中、ここ数日に渡って突如美少女文庫批評などを始めた当ブログ。
こんな駄目日記を読んでくださっていた方も困惑しておられる事でしょう。
元々はエロゲレビューサイトの為、やはりエロゲ関連の話題をするのが筋というモノ。
(今までもあんまりしてないような気もしますが)
余り興味の無い事を書かれても見た人は面白くないのでは無いかと思っていました。

 そう思っていたからこそ、初回ではいつの間にか昨日と違う本になってるというネタ、
2回目ではキミキスと間違ったというネタを盛り込み、
出来るだけ退屈にならないように善処してきたつもりです。

 しかし、やはり美少女文庫はエロゲとは似て非なる存在。
そこで、今回は少しでもエロゲに近づけるべくこの本にしました。


イモレス


 美少女文庫批評第三回 


『いもうとレッスン ここは乙女の園』
(著:山口昇一 絵:みけおう 発行:フランス書院)


 著者の山口昇一氏はグリーングリーンFrontWing系のエロゲ、
そしてゼロの使い魔でもお馴染みなヤマグチノボル氏。

 そしてイラストはこんねこ・みらろまみけおう氏。

 エロゲ繋がりがあればボクのチキンハートも免罪符です。(?)


 さて、ここ三日間の当企画を読んでくださった聡明な方はもうお気付きの筈。
前回、前々回に盛り込んだネタの他に、私はもう一つ壮大な伏線を張っておきました。
そう、であります。

 いっそこのまま誰かにツッこまれるまで妹モノばかりを取り上げ続け、
読んだ人に得も言われぬ違和感を残そうかと思っていたんですが、
ぶっちゃけ妹モノは飽きました。

 てか、そろそろ美少女文庫から離れないと読者も引いているんじゃないかと思うのです。
そう思うに至り、明日からは違う事を書こうと私は誓いました。


早まった。今は後悔しないでもない


 で、どうすんの…?コレ…





<あらすじ>

 歌舞伎の女形として有名な家系に生まれた香月カオル。
女性らしい顔立ちと声を持つ美少年のカオルだが、女形としての実力はまだまだだった。
そんなある日、父から女形修行の一環として女子校に通う事を命じられる。

 その学校で出会う女教師やイジメっ娘、イジメられる孤高の美少女。
そして同じ学校に通う、カオルの妹である瑞希。
それぞれの関係が交差し、(中略)セックスする。

 果たして、カオルは誰を選ぶのか…?そして女形の修行は…?



<登場人物>

『瑞希』
女形の家系に生まれながらも、女である為にそれ程厳しくはされなかったカオルの実妹。
兄が修行と称してパンツを盗んで履いている所を目撃し、ふしだらに。
実は役者として天賦の才を持ち、その才を生かして活躍する清純系小悪魔。

『素子』
カオルが通う事になる学園の女教師。
ちょっぴり変な人として名を馳せるも、即座にカオルの正体を見抜き、
エロティックな行為に及ぶ淫乱女教師係。

『遥』
カオルが入ったクラスでイジメられていた美少女。
イジメを受けつつも気丈に振る舞い、芯の強さと気高さを持つ孤高の存在。
でもレズ。

『ヤマザキ』
遥のイジメを先導していた強気系ナマイキお嬢様。
ターゲットをカオルに変更するも、アッサリと処女を散らされた上に
その後カオルをお慕い申し上げるカタルシス係。



<感想>

 さすがと言うべきか、既に何度か読んだ事のあるノボルテキストは軽快かつ巧妙。
真面目な場面でほんの少し崩すギャグのバランス感覚に優れている。

「なにが大きいんだ?言ってみろ」
「チ×ポでございます…」


 などは笑わせてもらった。ございます、て。


 しかし攻略人数が多すぎたのか、どうにも物語はまとまらない印象。
散々遥の美少女っぷりを煽るも、後半ではなし崩しな展開に。
メインと思われる妹は中盤で極端に影が薄くなり、ラストを締めるも
あれ?いつの間に出てきたの?みたいな感じも。

 女教師に至ってはエロい雰囲気にしたい時に出てくるエロ係、
ナマイキお嬢様は個人的には大好きだがアッサリと切り捨てられる。
最終的には遥とも切れ、成る程、妹エンドで終幕かと思いきや
何故か遥が再登場し訳のわからん大団円。
むぅ、どうせならナマイキお嬢様も一緒に加えてくれ。

 ページ数が足らないのか、やはり攻略人数が多すぎるのか。
何とも駆け足でカオルの気持ちが移り変わる不思議ストーリーだった。

 やはり一応まだ数えるがカラー口絵が1に挿絵が10。
絶対ノルマ数が決まっている気がする。
絵は好みだがエロシーンの絵が4と少なめ。あとカオル君が一番可愛い。
文章比率的にはエロが70~80%くらい。このへんにもムリがある気がする。


お話評価:★★☆☆☆



<エロス>

 エロシーンは本番少なめ。
妹がとりあえずフェラをし、転校初日の朝の校門の時点で女教師に捕まりSEX、
その二人とのエロを交えつつ物語は進行、イジメっ娘ヤマザキに対し反逆。
ナマイキなお嬢様を屈服させるシチュエーションは萌えた。

 イジメを解決し遥と恋仲になるも男である事を明かさずペッティング止まり。
その後、部屋に来た遥に対してエロが開始されるのかと思いきや
遥がレズである事を見抜いた妹が誘惑、兄の恋人を寝取る。
怒ったカオルが妹に挿入してフィナーレ。

 シチュエーション的には良いシーンが多いが、エロさは微妙。
もっとドロドロとした濃厚なエロが欲しい所だ。
私のチ○コも三戦練磨であるからして、そうそう起きあがりはしない。
…それインポじゃね?


おっき率:14%

 
 ところで、誰とボクは戦ってるんですかね…?



 ネタを出し切りましたが暇を見てこれからも続けようと思います。
いっぱいある妹モノの為に。マジでどうすんだコレ…。
crestaでした。それではまた。
【2006/07/22 23:42 】
CATEGORY [ 美少女文庫批評 ] COMMENT [ 0 ] TRACKBACK [ ]
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 老いて益々お盛ん。crestaです。ども。


 そういえば、先月あたりにキミキス買うとか何とかという話をしてました。
しかし忙しさにかまけ、(主にエロゲに忙しい)
そんなことはすっかり忘れていたある日のこと。

 久しぶりに外で飲んできて上機嫌で帰ってきた父親が、
誇らしげに私にキミキスを差し出したのです。
まさか父さん、僕が言ってた事を覚えててくれたの!?






  ウィーッス  ∧_∧∩  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (´∀`*// <  キミキス買ってきたぞ~!
    ⊂二     /    \_____________
     |  )  /
    口口/    ̄)
      ( <⌒<.<
      >/












キスでしか伝わらないとか何とか


 わーい、やったぁ、キミキスだぁキミキスだぁ…

キスキスじゃねえかよ



 美少女文庫批評第二回 


『キスキス 彼女は妹ウエイトレス』
(著:青橋由高 絵:安藤智也 発行:フランス書院)


 まさか……このネタの為に…?




<あらすじ>

 幼くして母を亡くし、喫茶店を営む父と妹である茜の3人で過ごしてきた井上大和。
半年前、中華料理店を持つ直子と父親が再婚し、新しく義妹となる桜良が家にやってきた。
再婚前から既に大和と面識があり、色々あってメロリンキュートだった桜良は
その身を持って大和を籠絡。良い兄貴を演じてきた大和の牙城を突き崩す。
その後もチャイナドレスを用い(中略)セックス。

 しかしこれに対し、長年密かに兄を想っていた茜が黙ってはいなかった。
兄と桜良の行為を記録し、兄を脅迫する茜。
その身を持って大和を籠絡。良い兄貴を演じてきた大和の牙城を突き崩す。
その後もニーソックスを用い(中略)セックス。

 料理人を目指している大和が二つの店と二人の妹の狭間で揺れ動く、
跡継ぎ決定系妹アクションハードロマン。



<登場人物>

『茜』
長年大和と過ごしてきた、素直になれない系ツンデレ妹。
しかし実妹と見せかけて本当は義妹だったオチ。ええい、実妹はおらんのか!
兄のフェチを調査しニーソで迫る最中にS性が開花。
変態兄貴と罵りつつ足コキする責め側プレイヤー。


『桜良』
好きだった大和と突然家族関係となり困惑する、ですます調の清純系義妹。
既成事実を作るべく大和に迫る最中にエロ性が開花。乱れ飛ぶ。
中華料理店の地の利を生かすチャイナドレス担当。



<感想>

 複雑な家庭環境と、それに伴う前半の説明はややくどいものがあったが、
それが功を奏したのか物語的にもワリと深みのあるモノになっている。
女性側から見ればある意味寝取られな三角関係は、
書きようによってはドロドロした展開になりそうだがそこは美少女文庫。
上手いことライトにまとめている為鬱展開などは無い。

 主人公は、一度味わったモノは忘れないという絶対味覚の能力を持ってたりするが
汁の味を覚えたりするロクでも無い使われ方もしていたりする。
しかし、伏線にも使われたり、物語を膨らますのに一役買っていると言えるだろう。

 料理の師匠の存在や喫茶店経営、そしてアットホームな雰囲気は
一瞬ショコラを思い起こしたがそれは私の気の迷いな気もする。
でもけっこう面白かった。

 一応まだ数えるがカラー口絵が1に挿絵が10。
挿絵の内1枚が見開き2ページ分なので実質11か。
比率的には日常4:6エロくらい。絵は前回よりもちょっと好み。


お話評価:★★★☆☆



<エロス>

 日常描写の文体は固めなものの、エロシーンでは比較的分かりやすい表現が多い。
その為かエロシーンには勢いがあり、テンポ良く紡がれる文章には
私のおにんにんも立ち上がる気配を見せる。

 いかん、それはマズイ、それはマズイぞと言い聞かせるのだが、

本気汁 とか
アクメ顔 とか
「イッてるのに! まだ私イッてるのにっ!」

 などという単語にはいかんせん弱く、


おっき率:71%


 危なかった。第二戦でこんな調子では先が危ぶまれる。
ところで、何でボクは戦ってるんですかね…?



 そろそろ気が済んだ気もします。
crestaでした。それではまた。
【2006/07/21 22:48 】
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